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Archive for 6月, 2011

ルートファイルシステムをBtrfsにする方法(Oracle Linux 5.6)

Fedora 16でデフォルトファイルシステムとなることがアナウンスされ、Btrfsはいよいよ本格的に使われはじめることと思います。今回は最新のBtrfsソースコードを用いてLinuxのルートファイルシステムをBtrfsにしてしまう手順を紹介します。
OSは仮想マシンのOracle Linux 5.6 x86_64をベースにして進めていきます。

まずはBtrfsのソースコードを取ってくる必要があります。最新のソースコードはgitで管理されており、gitコマンドでダウンロードする必要がありますのでまずはgitを使えるようにします。

EPELレポジトリを利用可能にし、yumでgitをインストールします。

[root@~]# cd /var/opt
[root@~]# wget http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
[root@~]# rpm -ivh epel-release-5-4.noarch.rpm
[root@~]# yum install -y git

git cloneでBtrfsの最新ソースコードをダウンロードします。これによってLinux Kernelを含むコード全体がダウンロードされます。

[root@~]# cd /var/opt
[root@~]# git clone git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/mason/btrfs-unstable.git

作成されたディレクトリに移動し、現在のKernel設定を継承するために/bootディレクトリからKernelビルド設定ファイルを.configとしてカレントディレクトリ配下にコピーします。

[root@~]# cd btrfs-unstable/
[root@~]# cp /boot/config-2.6.32-100.26.2.el5 ./.config

コピーした設定ファイルを元に新しい設定ファイルを作成します。

[root@~]# make oldconfig

このあと古い設定ファイルと新しいKernelとの機能差の部分について対話的に設定することを求められますが、今回はEnterキーを押し続けてデフォルトを受け入れます。ビルドがうまくいったらその後で自分なりのコンフィグを詰めて下さい。
対話的設定が終わるとコマンドプロンプトが戻ってきます。
一点だけ今作成したKernelビルド設定ファイルを修正します。BtrfsはデフォルトではKernel Moduleとしてビルドされますが、これをKernel本体に組み込むようにします。

[root@~]# vi .config
CONFIG_BTRFS_FS=y

ではここからコンパイルを行っていきます。ちなみに-jオプションに渡す数字はコンパイルの並列度を設定します。お手持ちのCPUコア数の倍の数くらいを目安に与えてください。

[root@~]# make -j8

Kernel Moduleのインストール。

[root@~]# make modules_install

Kernelのインストール。

[root@~]# make install

これでインストールはひとまず完了です。
一度リブートしますが、起動時にgrubのメニュー画面を見れない場合は次のようにgrub.confを編集してデフォルトのKernelを新しいKernelに変更しておきます。

[root@~]# vi /etc/grub.conf
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title Oracle Linux Server (2.6.38+)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.38+ ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-2.6.38+.img
title Oracle Linux Server (2.6.32-100.26.2.el5)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-100.26.2.el5 ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-2.6.32-100.26.2.el5.img
title Oracle Linux Server (2.6.18-238.1.1.0.1.el5xen)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.18-238.1.1.0.1.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-2.6.18-238.1.1.0.1.el5xen.img

リブートします。

[root@~]# init 6

起動したら新しいKernelで起動しているか確認します。

[root@~]# uname -r
2.6.38+

次にbtrfsの操作に必要となるツール群と、そのツール群のビルドに必要なe2fsprogs-develをインストールします。

[root@~]# yum install -y e2fsprogs-devel
[root@~]# cd /var/opt
[root@~]# git clone git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/mason/btrfs-progs-unstable.git
[root@~]# cd btrfs-progs-unstable/
[root@~]# make
[root@~]# make install

これでmkfs.btrfs等のツール群がインストールされました。リブートは必要ありません。

ここからBtrfsのファイルシステム作成と移行をおこなっていきます。
現在のボリュームとファイルシステムのレイアウトを確認します。

[root@~]# df -h
Filesystem                     Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/VolGroup00-root    20G   9.5G  8.9G  52% /
/dev/xvda1                     99M    34M   60M  37% /boot
tmpfs                          952M     0  952M   0% /dev/shm

現在ルートファイルシステムは20GByte程のLogical Volumeで構成されています。
このファイルシステムを丸ごと同容量のBtrfsにコピーすることで移行を図ります。
さしあたってBtrfs用のボリュームを追加する必要があります。今回は仮想化環境なのでdom0側で20GByteのFile VBDを作成して仮想マシンに割り当てます。

[root@dom0]# cd /OVS/running_pool/btrfs
[root@dom0]# dd if=/dev/zero of=btrfs_root.img bs=1M count=0 seek=20480
[root@dom0]# xm list
Name                                        ID   Mem VCPUs      State   Time(s)
Domain-0                                     0   564     8     r-----   2052.8
btrfs                                        1   256     4     -b----    247.1

[root@dom0]# xm block-attach btrfs file:/OVS/running_pool/btrfs/btrfs_root.img /dev/xvdc w

仮想マシンに戻り、今割り当てられたボリュームをBtrfsでフォーマットして一時的に/mntにマウントします。

[root@~]# mkfs.btrfs /dev/xvc

WARNING! - Btrfs v0.19-35-g1b444cd IS EXPERIMENTAL
WARNING! - see http://btrfs.wiki.kernel.org before using

fs created label (null) on /dev/xvdc
        nodesize 4096 leafsize 4096 sectorsize 4096 size 20.00GB
Btrfs v0.19-35-g1b444cd

[root@~]# mount -t btrfs /dev/xvdc /mnt

次にfstabを編集して/にマウントされるボリュームを現在のLogical Volumeから/dev/xvdcに変更します。

[root@~]# vi /etc/fstab
#/dev/VolGroup00/root   /               ext3    defaults        1 1
/dev/xvdc               /               btrfs   defaults        1 1
LABEL=/boot             /boot           ext3    defaults        1 2
tmpfs                   /dev/shm        tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts        devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys            sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc           proc    defaults        0 0
/dev/xvdb               swap            swap    defaults        0 0

次に現在のルートファイルシステムからデータをコピーします。なお、別ボリュームの/boot、スペシャルファイルを含むディレクトリ等はコピーせず、後ほどディレクトリだけ作成します。

[root@~]# cd /
[root@~]# cp -a {bin,etc,home,lib,lib64,media,misc,opt,root,sbin,selinux,srv,tftpboot,u01,usr,var} /mnt
[root@~]# mkdir /mnt/{boot,dev,mnt,proc,sys,tmp}

次にKernelをビルドしたディレクトリに移り、今一度make installを行います。これは、変更したfstabに基づいてinitrdを再構築するためです。また、同時にgrub.confも適切に編集してくれます。

[root@~]# cd /var/opt/btrfs-unstable/
[root@~]# make install

これでリブートします。起動すると/に/dev/xvdcがマウントされ、Btrfsがルートファイルシステムとなります。

[root@~]# mount
/dev/xvdc on / type btrfs (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
/dev/xvda1 on /boot type ext3 (rw)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)

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Written by 中嶋 一樹

6月 21st, 2011 at 9:14 am

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噂のLinux Kernel 3.0.0(インストール手順付き)

Linux Kernelがとうとう2.6.xから3.0.x台になります。

といっても構造的な変化があるわけではなく、20周年記念、とかそういう理由だそうで2.4から2.6になったときよりも変更点は少ないと見ていいでしょう。

今日現在ですでに3.0.0-rc3がリリースされています。抜本的な変化はないものの、新しいKernelはやっぱり魅力的です。僕が個人的に特に気にしているのは次の2点。

  • Xen
  • Btrfs

XenについてはXen HypervisorがKernelに組み込まれた、という話ではありません。Xen Hypervisor上でLinuxを準仮想化のdom0/domUとして稼働させるためのコードがすべてKernelに取り込まれたということです。一般ユーザにはそれほど直接的なインパクトはないのかなと思いますが、とりわけDeveloperにとっては大きな成果だと思いますし、ひいてはそれがこれからのXen関連開発の勢いにつながってくるはずです。Linuxはこれまでも、そしてこれからもXen上での準仮想化モードをサポートされることになるでしょう。準仮想化はドライバまわりだけでなく、古いマシンのサポートやTrancendent Memoryといった独自の拡張を可能にするモードとしてコアデベロッパーは引き続き注力していくという噂です。

BtrfsについてはすでにFedora 16がデフォルトファイルシステムとして採用することをアナウンスしており、つまりはRHELのデフォルトファイルシステムも将来的にBtrfsになる可能性が極めて高いということを示唆しています。Btrfsはコンセプト的にはZFSに似ており、ボリュームマネージャとファイルシステムが一体になった構造です。動的なボリュームの追加やスナップショット等が可能になっており、多くの環境では従来のmdやLVMが不要になるでしょう。

こういうものは我先に試してみたいですよね。ということでOracle Linux 5.6にKernel 3.0.0-rc3をインストールする方法を記載しておきます。

まずはKernel 3.0.0-rc3のソースをダウンロードしてきます。http://www.kernel.orgからFull Sourceを選択すればtar.bz2でダウンロードできます。ダウンロードしたら解凍/展開し、展開したディレクトリに移動します。

[root@~]# cd /var/opt
[root@~]# wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v3.0/testing/linux-3.0-rc3.tar.bz2
[root@~]# tar xvfj linux-3.0-rc3.tar.bz2
[root@~]# cd linux-3.0-rc3

現在のカーネルビルド設定を引き継ぐために/bootディレクトリから設定ファイルを.configとしてカレントディレクトリにコピーします。Oracle Linux 5.6の場合はUEKのKernel設定ファイルが存在しますのでそれを使用します。なるべくバージョンが近い方が差異が少ないので。といっても結構ありますが。

[root@~]# cp /boot/config-2.6.32-100.26.2.el5 ./.config

コピーした設定ファイルを用いて新しい設定ファイルを作成します。

[root@~]# make oldconfig

このあと古い設定ファイルと新しいKernelとの機能差の部分について対話的に設定することを求められます。一つずつ見ていると3日くらいかかりますのでひたすらEnterキーを押し続けてデフォルトをあるがままに受け入れます。ビルドがうまくいったらその後で自分なりのコンフィグを詰めていくのが良いでしょう。
対話的設定が終わるとコマンドプロンプトが戻ってきます。

ここからコンパイルを行っていきます。ちなみに-jオプションに渡す数字はコンパイルの並列度を設定します。お手持ちのCPUコア数の倍の数くらいを目安に与えてください。

[root@~]# make -j8

Kernel Moduleのインストール。

[root@~]# make modules_install

Kernelのインストール。

[root@~]# make install

これで完了です。
/bootディレクトリを見てみると新しいKernelがインストールされています。
/lib/modulesには新しいKernel Moduleがインストールされています。
そして/etc/grub.confを見ると新しいカーネル用のエントリーが自動的に追加されています。親切。
ブート時にgrubのメニュー画面を見れない人は今の内に/etc/grub.confのdefault=を今インストールしたカーネルのエントリに合わせておきます。
ちなみに下記エントリは上から、Linux 3.0.0-rc3 Kernel、Unbreakable Enterprise Kernel(UEK)、RHEL互換Oracle Linux PV Kernelです。Linux 3.0.0-rc3とUEKはPvopsなので準仮想化でも完全仮想化でも非仮想化でもこのカーネルで起動できます。

[root@~]# vi /etc/grub.conf
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title Oracle Linux Server (3.0.0-rc3)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-3.0.0-rc3 ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-3.0.0-rc3.img
title Oracle Linux Server (2.6.32-100.26.2.el5)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.32-100.26.2.el5 ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-2.6.32-100.26.2.el5.img
title Oracle Linux Server (2.6.18-238.el5xen)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.18-238.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/root rhgb quiet
        initrd /initrd-2.6.18-238.el5xen.img

リブートすれば新しいKernelで起動してきます。

[root@~]# uname -r
3.0.0-rc3

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Written by 中嶋 一樹

6月 20th, 2011 at 2:01 pm

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Solarisへのsshログインが異様に遅いときの対処法

sshでログインしようとして異様に遅い場合は「あー、UseDNS変更してなかったわ。」なんてことがよくあります。Linuxでは。sshd_configで「UseDNS  yes」となっているとクライアントのIPを名前解決しに行くので、クライアントのIPが解決できないIPだったり、DNSが止まってたりするとこういうハメになりますよね。

Solaris 11 Expressでもデフォルトでは名前解決を行うのでhostsファイルでもDNSでも名前解決できないと寝そうになるほど待たされます。

なのでsshd_configに「UseDNS  no」と追記してsvcadm restart sshしようっと、と思ってしまうのですが、この設定はSolarisだと怒られます。少なくともSolaris 11 Expressでは。Solaris 11 ExpressのsshdではUseDNSはサポートされていないようで、変わりにVerifyReverseMappingという設定があります。なので、こいつかぁ、と思ってsshd_configに「VerifyReverseMapping  no」と書いてあげるわけですが、いっこうに名前解決を止めてくれる気配はありません。

結論としては、こうです。

[root@~]# vi /etc/ssh/sshd_config
LookupClientHostnames  no
[root@~]# svcadm restart ssh

ご注意を。

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Written by 中嶋 一樹

6月 16th, 2011 at 9:57 pm

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COMSTARのインストール

順番が前後しまくりですが、そういえば初期セットアップについて書いてなかったので。

まずは何はともあれSolaris 11 Expressをインストールします。ベアメタル(非仮想化)でもいいですし、Oracle VM Server環境がある場合はVM Templateを使ったVMでも構いません。Solaris 11 EpxressのVM Templateはこちらからダウンロードできます。

http://edelivery.oracle.com/linux

OSのインストールが完了したら先日アップしたこちらの記事「Solaris 11 Expressの基本的なネットワーク設定」をもとにネットワークの初期設定をキメてください。

では次に必要なパッケージをインストールします。

[root@~]# pkg install storage-server

パッケージのインストールが完了したら必要なサービスを有効化します。

[root@~]# svcadm enable stmf
[root@~]# svcadm enable -r svc:/network/iscsi/target:default

これでもう完了です。
あとはこちらの記事「COMSTARの設定」をご参考いただきながらボリュームやターゲット等を設定していく、ということになります。

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Written by 中嶋 一樹

6月 15th, 2011 at 12:16 am

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Solaris 11 Expressでの基本的なネットワーク設定

何をいまさら的なアレですが、普段LinuxがメインでSolarisに初めて、または久しぶり触ったときにはどうだったかなーーとよくなります。とりあえずIPを設定してsshで接続できるようになれば後はゆっくりできるでしょう、ということで今回はその部分を解説しておきます。OS環境はSolaris 11 ExpressのOracle VM Templateで進めていきます。

まず現在認識しているネットワークインターフェース名を確認します。(xnf1は僕がVM Templateに追加したインターフェースです。デフォルトではxnf0だけが表示されます)

[root@~]# dladm show-phys
LINK        MEDIA        STATE        SPEED       DUPLEX         DEVICE
xnf0        Ethernet     up              1000        Full                xnf0
xnf1        Ethernet     up              1000        Full                xnf1

次にネットワークの自動設定を無効にし、手動設定を行えるようにします。

[root@~]# svcadm disable svc:/network/physical:nwam
[root@~]# svcadm enable svc:/network/physical:default

nodenameファイルにホスト名を記載します。

[root@~]# vi /etc/nodename
mysolaris

hostsファイルに各セグメントでのホスト名とIPアドレスを記載します。

[root@~]# vi /etc/hosts
::1    mysolaris.local localhost loghost
127.0.0.1    mysolaris.local localhost loghost
172.22.0.63    mysolaris
172.23.0.64    mysolaris-priv

hostname.ファイルを作成してホスト名を記載します。これによって、に該当するネットワークインターフェースにはこのホスト名を解決したIPアドレスがアサインされます。

[root@~]# vi /etc/hostname.xnf0
mysolaris
[root@~]# vi /etc/hostname.xnf1
mysolaris-priv

defaultrouterファイルを作成してデフォルトゲートウェイを記載します。

[root@~]# vi /etc/defaultrouter
172.22.0.1

netmasksファイルを編集して各セグメントのネットワークマスクを記載します。

[root@~]# vi /etc/netmasks
172.22.0.0 255.255.252.0
172.23.0.0 255.255.252.0

resolv.confファイルを作成してDNSを記載します。

[root@~]# vi /etc/resolv.conf
nameserver 172.22.0.52

nsswitch.dnsでnsswitch.confを上書きし、DNSでの名前解決を有効にします。

[root@~#] cp /etc/nsswitch.dns /etc/nsswitch.conf

起動後すぐにsshで接続できるようにoracleユーザでの接続を許可しておきます(VM Templateではデフォルトで無効化されているため)。

[root@~]# vi /etc/ssh/sshd_config
#DenyUsers oracle

リブートします。

[root@~]# reboot

起動してきたらoracleユーザからSSHで接続できること、ホスト名が設定されていること、各ネットワークインターフェースにIPアドレスが正しくアサインされていること、別セグメントに通信できること、名前解決ができることを確認して終了です。

[nkjm@mac ~]$ ssh -l oracle 172.22.0.63
Password: 
Last login: Mon Jun 13 06:55:34 2011
Oracle Corporation      SunOS 5.11      snv_151a        November 2010
oracle@mysolaris:~$ hostname
mysolaris
oracle@mysolaris:~$ ifconfig -a
lo0: flags=2001000849 mtu 8232 index 1
        inet 127.0.0.1 netmask ff000000 
xnf0: flags=1000843 mtu 1500 index 2
        inet 172.22.0.63 netmask fffffc00 broadcast 172.22.3.255
xnf1: flags=1000843 mtu 1500 index 3
        inet 172.23.0.63 netmask fffffc00 broadcast 172.23.3.255
lo0: flags=2002000849 mtu 8252 index 1
        inet6 ::1/128 
oracle@mysolaris:~$ ping nkjmkzk.net
nkjmkzk.net is alive

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Written by 中嶋 一樹

6月 13th, 2011 at 2:46 pm

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COMSTARの設定

Solaris 11 Expressから利用可能となったCOMSTARの使い方を解説します。

COMSTARはアクセス制御、ターゲットとLUのマッピングなど、非常に柔軟な設定が可能になっている反面、従来のiSCSI Target機構よりも登場するオブジェクトが多く少々複雑です。なのでCOMSTARを操るにあたってはまず登場オブジェクトの一覧とそれらの相関関係を理解しておくことが望ましいでしょう。

以下では最もシンプルな構成と応用的な構成の2つの例を挙げ、各オブジェクトの相関関係を図解しつつ設定方法を掲載しています。

最もシンプルな構成

接続先となるTargetを作成します。

[root@~]# itadm create-target -n iqn.2011-06.oracle:db
Target iqn.2011-06.oracle:db successfully created

zvolを作成します。

[root@~]# zfs create -V 10g rpool/db1

作成したzvolを指定してLUを作成します。

[root@~]# stmfadm create-lu /dev/zvol/rdsk/rpool/db1
Logical unit created: 600144F017C24A0000004DF1060C0003

作成したLUを指定してViewを作成します。

[root@~]# stmfadm add-view 600144F017C24A0000004DF1060C0003

この構成ではViewとTargetの紐づけ、あるいはネットワークインターフェースとTargetの紐づけが行われていません。この場合はiSCSIクライアントはすべてのネットワークインターフェース経由でTargetに接続でき、さらにTargetにログインするとすべてのLUが見えることになります。

応用的な構成


接続を許可したいネットワークインターフェースのIPアドレスを指定してTarget Portal Groupを作成します。

[root@~]# itadm create-tpg ixgbe1 172.22.0.63

接続先となるTargetを作成します。このとき、作成しておいたTarget Portal GroupとTargetを紐づけることで、このTargetへの接続を受け付けるネットワークインターフェースを指定します。

[root@~]# itadm create-target -n iqn.2011-06.oracle:db -t ixgbe1
Target iqn.2011-06.oracle:db successfully created
[root@~]# itadm create-target -n iqn.2011-06.oracle:dev -t ixgbe1
Target iqn.2011-06.oracle:dev successfully created

Target Gruopを作成してそのメンバーに先ほど作成したTargetを加えます。この作業は一旦Targetをオフラインにする必要があります。

[root@~]# stmfadm create-tg db
[root@~]# stmfadm create-tg dev
[root@~]# stmfadm offline-target iqn.2011-06.oracle:db
[root@~]# stmfadm offline-target iqn.2011-06.oracle:dev
[root@~]# stmfadm add-tg-member -g db iqn.2011-06.oracle:db
[root@~]# stmfadm add-tg-member -g dev iqn.2011-06.oracle:dev
[root@~]# stmfadm online-target iqn.2011-06.oracle:db
[root@~]# stmfadm online-target iqn.2011-06.oracle:dev

Host Groupを作成してそのメンバーに接続を受け付けるiSCSIクライアントのIQNを加えます。

[root@~]# stmfadm create-hg db
[root@~]# stmfadm create-hg dev
[root@~]# stmfadm add-hg-member -g db iqn.2011-06.oracle:dbserver1
[root@~]# stmfadm add-hg-member -g db iqn.2011-06.oracle:dbserver2
[root@~]# stmfadm add-hg-member -g dev iqn.2011-06.oracle:devserver1

zvolを作成します。

[root@~]# zfs create -V 10g rpool/db1
[root@~]# zfs create -V 10g rpool/db2
[root@~]# zfs create -V 10g rpool/db3
[root@~]# zfs create -V 10g rpool/dev1

作成したzvolを指定してLUを作成します。

[root@~]# stmfadm create-lu /dev/zvol/rdsk/rpool/db1
Logical unit created: 600144F017C24A0000004DF1080E0003
[root@~]# stmfadm create-lu /dev/zvol/rdsk/rpool/db2
Logical unit created: 600144F017C24A0000004DF1080E0004
[root@~]# stmfadm create-lu /dev/zvol/rdsk/rpool/db3
Logical unit created: 600144F017C24A0000004DF1080E0005
[root@~]# stmfadm create-lu /dev/zvol/rdsk/rpool/dev1
Logical unit created: 600144F017C24A0000004DF1080E0006

これまでに作成したTarget Group, Host Group, LUを紐づけるViewを作成します。

[root@~]# stmfadm add-view -t db -h db 600144F017C24A0000004DF1080E0003
[root@~]# stmfadm add-view -t db -h db 600144F017C24A0000004DF1080E0004
[root@~]# stmfadm add-view -t db -h db 600144F017C24A0000004DF1080E0005
[root@~]# stmfadm add-view -t dev -h dev 600144F017C24A0000004DF1080E0006

登場オブジェクト一覧

Target Portal Group:

iSCSI接続を受け付けるネットワークインターフェースのグループ。

Target:

iSCSIクライアントから接続する際に宛先となるIQN。Target Portal Groupを指定することによりネットワークインターフェースを制限できる。

Target Group:

Targetのグループ。

Host Group:

接続を受け付けるiSCSIクライアントのInitiator IQNをリストしたグループ。

zvol:

データを格納するボリューム。

LU:

iSCSIでエクスポートするzvol。

View:

LU、Host Group, Target Groupを紐づける設定。

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Written by 中嶋 一樹

6月 9th, 2011 at 9:41 pm

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